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交通事故の現場で、できることとできないこと

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右側通行のアジア某国にて ※写真は加工しています

車を運転していたり、バスなどの交通機関を利用したりしていて事故に遭遇する確率はどの程度なのだろう。幸いなことに、これまで乗用車を運転している最中に警察への届け出が必要な交通事故を起こしたり、巻き込まれたりしたことはない。運もいいのだろう。

 

死亡事故に遭遇したことは一度ある。

 

ある年末の国道沿いのスーパーで買い物を終え、駐車場でレジ袋2つを車の後部座席に入れた瞬間、背後でドン! という大きな音が聞こえた。10〜20メートルほど離れたところに国道が走っていて、停車した自動車が見えたから、上下線を隔てる中央分離帯に車が乗り上げたのだと思った。今思えば、コンクリートに車が乗り越えるような音ではなかったのだが、ひとまず国道のほうに向かうと、停まった車から運転手が降りて車の後方に走り出した。ホイールでも落としたのか、それなら探すのを手伝おうと考えて運転手のほうに向かうと、携帯電話をかけている。救急車を呼んでいるのだ。「どうしたんですか?」と尋ねると「人が出てきて…」と言い、続けて「この場所の説明はどう言えばいいんでしょう?」とのことだったので、スーパーの名前を言えばわかるからと答え、警察はまだ呼んでいないとのことだったので、「警察に電話しますね」と言って110番を呼んだ。片側2車線の国道とはいえ、右側車線に事故を起こした車が停車しているので混雑が始まっている。歩道側に戻ると、その歩道に高齢の男性が横になっていた。被害者のようだ。

 

110番に連絡すると、車の種類やナンバー、運転手の特徴なども聞かれた。119番に電話中の運転手がスーパーから出てきた店員さん(?)に「心臓マッサージはできませんか」と言っている。もう夜であたりは暗く、通りかかる人は少ない。たまたま通りかかった若い男が「あそこに車があると邪魔ですよね」と言って事故を起こした車を100メートルほど離れたどこかの店の駐車場に移動させた。

 

119番との通話を終えた運転手と話す。急に老人が飛び出してきたという。2車線の右側を走っていたと思われる(右側に停車したから)車に跳ねられた老人が、左車線を超えて歩道に横たわっているのは理解しにくいが、専門家ではないからよくわからない。何かあったときのために、彼に携帯電話の番号と名前を教える。

 

最初に救急車が、数分の間も置かずにパトカーが数台やってきた。歩道に横たわる男性は全く動かないが、血液などは流れていない。悲惨な事故が起きた実感は湧かない。

 

救急車の隊員はすぐにストレッチャーに被害者を乗せ、心臓マッサージをしている。警察官は道路を封鎖し、迂回路を確保してその案内もしている。サイレンとともに救急車は去り、私も警察から20分くらいの聴取を受け、すでに閉鎖されたスーパーの駐車場から帰途に着いた。

 

その交通事故は、その県におけるその年最後の死亡事故だった。そのため、ローカルニュースとはいえ、「今年最後の△△県の死亡交通事故が♢♢市で発生し、運転手の××××(◯◯歳)が逮捕されました。今年の県内の交通事故による死亡者数は□□人でした」と、事故数日後に報道された。(令和元年11月9日)