11月25日の夜中、いきなり思い立った。そうだ、海外旅行をしよう!
それは本当に突然のことであった。
その昔、初めて海外に行ったのは香港だった。マカオにも行った。それ以来、アメリカやオーストラリアなども旅したけれど、ここ数年は全く海外に出ていない。パスポートの有効期限も昨年くらいに切れてしまった。
それが突然の心変わり、というか、心境の変化。理由は簡単である。
10代の頃のような進学(将来)への漠然とした不安は払拭されたし、経験値が低いが故の無礼な行動もしなくなった。20代の頃のような同期社員などへの嫉妬や、家庭を持つことへの憧れや心配もどこかに飛んで行った。30代の頃のようながむしゃらに働いて身体を壊したりキャリアを積み重ねる時期も通過した。
40代以降となり、体力の低下や身体的不調が少しずつ始まっている。金銭的に酷い目に遭遇したことがあり、精神的な落ち込みも経験した。終活を考えるようになり、実際に身の回りの整理も始めている。
周囲の状況変化も大きい。それまで死の影すらなかった人が急に病気や事故で亡くなった。昨日まで元気だった人が重い病の宣告を受けた。年齢を重ね、身体が自由に動かなくなり、身の回りのことすらもできなくなって丸一日ほとんどベッドで寝て過ごす親族がいる。生きることとは何なのか。高校生の頃のような思いが頭を駆け巡る。
そう、そんなことを考えていて、それなら今のうちに、身体がそれなりに動くうちにやりたいことの一部でもいいからしておこう。そう思ったのだ。
幸いなことに、年末年始の休みが近い。幸い? いや、幸いではないかもしれない。休みはあるけれど、思い立ったのが遅い。今日は11月25日なのだ!
26日朝、起きてすぐに本籍地(これがまた遠いところなのだ)に定額小為替(450円。手数料込みで550円)と返信用封筒を同封して戸籍抄本を取り寄せる手配をした。これが届くまでに写真を撮り、今行きたいと考えている国々の検討をする。12月28日出発が一番効率が良くていいのだが、半面、この日から航空券やツアー料金が跳ね上がるようだ。
戸籍抄本が届く→パスポートを申請する→パスポートを受け取ってから旅行会社に申し込む。う~む。旅行会社が3週間前に締め切ると仮定すると間に合わないな。果たして年末年始の休みを海外で過ごすことはできるのか? これから追記しながら報告していこう。(令和元年11月27日)
以下、流れを記す。
11/25…海外旅行に行こうと思い立つ(終了)
11/26…定額小為替(450円+手数料100円=550円)を購入し、本籍地に戸籍抄本を申請(送料84円+返信料84円=168円)(終了)
11/27…「年末年始を海外で過ごせるのか! 同時進行レポート」原稿を書く(終了)
11/28~…ネットで希望旅行先の情報調査など(終了)
11/30…本籍地より戸籍抄本(個人事項証明)届く(終了)
12/2…パスポート用写真撮影(800円)、パスポート申請(交通費)(終了)
12/9…パスポート受け取り(16,000円)予定(予定は未定であった)(終了)
12/10…パスポート受け取り(終了)
12/11〜13…諸々多忙で希望旅行先の情報調査など進まず(終了)
12/14~…国内でもいいんじゃないかと思い始める←(終了)
12/20~…海外は諦める。準備が遅かったことを自覚(終了)
12/23…今年も寝正月を覚悟。予定なく過ごすことになりそう←今ココ(で終了だな)