天気予報が当たった。雪が降ったのだ。
毎年、冬になったら冬用タイヤに交換しているけれど、関東の平野を中心に走っているから、雪道を走るケースは少ない。昨シーズンは1回も雪道を走らなかった。雪道は不慣れだし、経験不足や冬用タイヤに替えていない車との接触なども考え、積極的に走りたいとは思わない。とはいえ、仕事やヤボ用で走らなければならないこともあるから、冬タイヤを履いている。
前日から天気予報が「関東も大雪に注意」と伝えていたし、実際に月曜日の夕方過ぎから雪がちらつき始めた。
高速道路では融雪車などが低速で走り、軽く混雑している場面もあった。50キロ規制にもなった。夜が深くなるにつれ、車が走らない路肩などはうっすら雪が積もり始めた。困ったのは車の前面に雪がこびりつき、オートクルーズが使えなくなったことだ。運転し始めると止まるのが嫌いで、トイレ休憩すら避ける傾向にある。困っているのならPAにでも車を止めて軽く雪を落とすだけでいいのに、実はそこまで困っていなかったから休まずに走り続けた。その結果、高速道路ではいつもオートクルーズで楽に運転していたけれど、今日はまるでフロントガラスに弓矢が突き刺さってくるかの如く雪が当たる場面をずっと見せられ続けながら若干の緊張感をもって運転した。
備えあれば憂いなし。高い冬用タイヤが今シーズンは役に立った。でも、もういい。関東平野に雪は似合わない。スキー場がある地域に降ってくれればいい。(令和2年1月28日)