4年に一度の誕生日、おめでとう。
そう言える人がいない。そう、周囲に2月29日生まれの人がいないのだ。
2月は通常、28日までだが、などと書き始めるのも恥ずかしいが、2月が29日まであると聞いて感じることは、オリンピックの開催年か、ということくらい。友人・知人に今日生まれの人がいれば盛大に祝福してあげたいけれど、いない。一人もいない。残念だ。
閏秒なんかでは全く得をした感覚がないけれど、閏年の29日はお得感がある。高揚感、とまではいかないが、ちょっと好き、みたいな。
しかし、給料日が25日の人にとって、1月25日(今年は25日が土曜日だったから24日支払い?)に給料をもらってから2月25日にもらうまでの日数は32日、2月25日にもらったら3月25日の給料日まで29日。あっ、閏年は1日損か。
今年は1日多いとはいえ、新型コロナウイルスの影響で各種イベントなどは中止の方向だし、外出さえも避けたいのが現状だ。正体がつかめないモノに対する恐怖感の大きさはもう十分に理解した。だから、本当にもう勘弁してほしい。3月で全て解決というわけにはいかないだろうが、特に経済に与える悪影響はこれからが本番だけれど、終息への道標くらいは何とか……。
結局、閏年の結論もこんな感じ。もう「それって過去のことだよ」と言える日が早く来てほしい。(令和2年2月29日)