個人だけではなく、会社だけでもなく、都道府県単位でもなく、ましてや日本だけでもなく、全世界的に経済活動が停滞している。これからも様々な負の経済ニュースが世界を駆け巡ることだろう。10万円の給付が待ち遠しいところだが、外出せず、娯楽は自粛し、趣味を封印することで経済的な活動をしなかった結果はこれから出てくる。10万円の給付も、結局は将来の日本国民が何らかの形で負担するのは目に見えている。
そんな誰でもわかる日本の、世界の経済事情だが、株価を見るとだいぶ戻りつつある。世界中の国々が大規模な金融政策を実行しているからだ。日経平均株価も4/30には終値で2万円を回復した。さすがに連休前の5/1には、連休中に株を持ち越したくないということもあって-574円となったが「半年先を見据えて株価は動く」といわれる通りの株価ともいえよう。
個人的には、直近安値の3/19から株などの資産価値が50%ほど戻り、何とか一息つける状態になった。年初と比較するとまだまだだが、世界的な新型コロナウイルスの蔓延による被害額を見ると、ここまで戻ったことに素直に感謝したいところだ。
ゴールデンウィークが始まる前の5/1、ちょっとだけ、腰の引けた買いを入れた。連休明けに株価が上がっても雀の涙程度の利益、下がっても給付金でカバーできる程度の負けにしかならない。動かない、というのがなかなか辛いのである。ある意味、株依存症だろう。
非常事態宣言は5月末まで延長され、連休が終わっても試練の時、我慢の時は続く。倒れる人、倒れる会社もますます増えることだろう。どう生き残っていくのか。株価とにらめっこする日々はまだ続きそうである。