すっかり「ぐうたら人間」になってしまった。
4/29の昭和の日から憲法記念日、みどりの日、こどもの日、振替休日と赤い日が続き、その日がもはや何の日なのかの認識もないまま、平日といっても外出自粛を継続している身としては、5/10まで心躍らない12連休となっている。自宅での仕事は資料整理など色々あるのだが、取引先なども休みが多いから平日もあまり仕事をせずに過ごした。テレワークには慣れていたつもりだったけれど、ゴールデンウィークはほとんど外出しないまさに「我慢ウィーク」となった。
外に出るつもりがないから、襟も袖も股下も破れた服を着ている。正直にいうなら、パンツもシャツも破れたままだ。数年以上前までは、旅行に行く際にこういった捨ててもいい服を着ていき、帰りは身軽にというスタイルだったのだが、最近は旅行に行かなくなったため、そういったボロ着の出番が「普段」になっているのだ。宅配便が届いてもわざわざ着替えて対応するわけではないから、配達人はさぞや「だらしない奴が出てきたな」と思ったことだろう。
延長された緊急事態宣言により、まだまだ自粛生活を余儀なくされるわけだが、全てが元に戻った時に自粛以前の状態に戻れるのか不安である。収入は少し減ったし、仕事での付き合いは大幅に減った。外出機会も減り、回数券は数枚残して使用期限が切れてしまった(多くの鉄道会社で、払い戻し期限が延長されている)。外食も減ったし、飲みに行く回数は0になった。映画も見ていないし、旅行にも行っていない。歯医者にも行きたいが自粛している。
来週からは、自粛開けを見越した生活をしてみよう。油断するわけではないが、経済活動を自粛することでコロナ死の前に経済死してしまうように、個人も以前の生活形態を放棄することで失うもの、失うことの大きさを考えなければならない。
まずは体力作りと規則的な生活、そしていつでもエンジンが全開に近くできるように心身を整えること。
正直、もうコロナ前と同じような生活には戻れないかもしれない。取引先などは将来を見越して、勤務体系を大きく変化した。弱小事業者としては、それにある程度合わせることも必要になる。寂しいとか、以前のほうがいいなどと言っている場合ではない。
まずは「ぐうたら人間」を卒業することだな。(令和2年5月9日)