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100円貯金で全国各地の想い出を作っていた頃

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昭和時代のマイブームだった100円貯金をしていた頃の通帳

旅の記念に郵便局の100円貯金をやっていたことがある。

 

その昔は観光地に行くとバッジやテナント、その地域の名前や名所が書かれた観光土産があったものだ。

国鉄(現JR)に乗ると、駅にはスタンプや入場券があり(今と違って無人駅のほうが少なかった)、駅弁を食べればその包装紙が記念品になった。

 

小学生の頃は観光地のバッジなどを乏しい小遣いから購入していたものだが、当時から他人とは違うことをしたいという目立とう精神が旺盛だったのか、小学校高学年から日本各地の旅を始め、中学生からは一人旅で日本全国の国鉄(現JR)を乗り潰そうと考えた。そして、入場券の収集に熱を上げた結果、ほぼ完集した。スタンプにはあまり関心が向かず、バッジも小学校で卒業した。

 

新聞か雑誌で見て思い立ったのか、郵便局の100円貯金をやろうと決意したのは小学生の頃だ。当時でも郵便局は全国に2万数千局はあっただろう。国鉄完乗2万キロとは訳が違う。全局制覇などは考えなかった。旅の想い出に、なるべく辺鄙なところに行った際には積極的に100円貯金をしようという、緩いルールでやり始めた。何といっても郵便局は平日の限られた時間にしか開いていないから、日本の国鉄(現JR)完乗という主目的の邪魔にならないようにしたかった。ただ、離島への旅も好きになって、北は礼文島から南は波照間島まで足を延ばすようになり、そんな島巡りではレンタルバイクなどで郵便局を周るのが半分目的化したこともあった。

 

郵便局に入る。簡易郵便局や離島などではちょっぴり武者震いする。入金用の用紙を書き、100円玉と通帳を窓口に差し出す。恐らく同好の士がいるのだろう、何も言わなくても郵便局名のハンコを押してくれる(写真の「支払高」欄のハンコ)。時間にして数分。これで、この地を訪れたことが証明できる。いや、証明できるといっても単なる自己満足であり、私の友人・知人でも100円貯金をやっていた過去を知る人は誰もいない。究極の自己満足なのである。この通帳も本邦初公開である。

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郵便局を見つけたら100円貯金をしていた頃の通帳

個人的に嬉しいのは、1つの見開きに10~20局分の郵便局印が押せるのだが、その最高20局が全国に散らばっている場合だ。例えば上の写真では、一番上が北海道の函館で、次が小笠原諸島。そしてなぜか兵庫県(明石)を経由して九州各地というように、11局だけなのに、バラエティに富んでいて楽しい。

 

簡易郵便局も楽しい。日本地図の詳細版などで調べてから出かけたり、地元の人に尋ねたりしつつ辿り着くのだが、郵便局らしからぬ佇まいで、平日昼間でもやっていなかったり誰もいなかったりなんてこともある。こんなところに郵便局が? という単純な驚きもある。

 

各郵便局には取扱局番号が付与されており、写真にある30年以上前の郵便局の多くをネットで調べてみると今でも営業していることがわかる。しかし、萩ヶ丘郵便局三股分室(旧国鉄士幌線十勝三股駅近く)は集落自体がなくなってしまったこともあり、郵便局も存在しない。そんな消えた郵便局もいくつかある。

 

郵便局印収集という自己満足の趣味は25年以上休止中である。日記も25年以上書いていないけれどやめたわけではなく、郵便局印収集もあくまでも休止中である。緩く始めて緩く終わっていく。それでいいと思っている。(令和2年6月14日)