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個人投資家の利点を活かして

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新型コロナウイルスの悪影響は全世界的に広がっていて、未だに終息する気配さえない。その損害額は兆の桁を超えて京の桁に達するのではないかとさえいわれるほどだ。

 

個人的にも悪影響は受けていて、特別定額給付金という名の迷惑料、というか自粛奨励金を貰ったところで収支は当然マイナスだ。減少した仕事は当分戻らないものがあるし、仕事の形態も変化した。

 

特に、インバウンドがメインの観光業の被害が甚大だという。鎖国のような状況が続いていて、なおかつしばらく続くことは容易に想像できるから、今は一筋の光さえ見えない。飲食店なども被害が大きいというし、自動車メーカーも厳しいという。繁華街にはなるべく行かないようにと施政者に言われるだけでなく、周囲にもそんな雰囲気が漂っているから当然、足は遠のく。

 

その昔、先生になりたかった。飛行機の操縦士や電車の運転士に憧れたこともある。医者になって多くの人を助けたり、弁護士事務所を開業して困っている人を救いたいと考えたこともある。身体を鍛えつつ規律正しい生活を送る自衛隊や僧侶の道もあるかなと夢想したこともないとはいえない。就職時はマスコミを志望した。IT企業も受けたかった。

 

これは違う意味で達成されたと考えている。株式投資である。

 

大学教授になった後にパイロットとして働き、医者をやりつつマスメディアで原稿を書くのはまず無理だ。鉄道会社が倒産したから弁護士に転身するとか、IT企業の経営が傾いたから僧侶になるのも簡単なことではない。自分がやりたい全ての職業を経験することはできないだろう。

 

それが実現できるのが株式投資である。株を買うということは会社の株主になることだから、経営状態が良かったり将来性があったり配当が良かったりする会社を選択することによって、恩恵に与ることができる。いわゆるインカムゲイン(配当など)とキャピタルゲイン(値上がり益)である。そして、ここが重要なところだが、いつでも乗り換え可能なことが魅力である。

 

例えば、新型コロナウイルス前まではインバウンド中心の旅館やホテルを経営していたとする。しかし、宿泊客が0になってしまったら、国内客を中心に客を探すか、違う形で施設を使用して利用料を徴収するなどしなければならない。最悪の場合は廃業さえ視野に入る。

飲食店においても、地道に味を追究し、何度も改良を加え、接客にも力を入れて営業していても、新型コロナウイルスによる自粛を余儀なくされると、そんな努力も水の泡。テイクアウトなどに力を入れるなど工夫の余地はあるけれど、大手飲食店チェーンにおいてさえいくつもの店を閉めるなどの事態に追い込まれる。

 

しかし、こんなとき、株式投資では乗り換えればいいだけだ。暴落した観光業や飲食業関連の株から、新型コロナウイルスのワクチン開発関係会社や在宅ワーク関連の株に買い替えるのだ。そして、今後、観光業などもある程度は盛り返すだろう。そうなったら、再び観光業などの株を買うのである。

 

簡単に言ってしまったが、実際の株式売買はそう単純ではない。目先の新型コロナウイルス感染者数に株価が左右される(と報道される)こともあれば、どこかでサバクトビバッタが異常繁殖して飛び回ったり、サウジアラビアの王族が1兆円単位の資金を必要としたり、アルゼンチンがデフォルトしたり、世界の過激派が活動を活発化したり、北朝鮮がミサイルをぶっ放したり、選挙が近いと噂されたり、日銀や年金が株を買いまくったり、金が上がったり原油が下がったり、機関投資家空売りを増やしたり、株価が上昇するか下降するかは様々な要因が複雑に絡んでくる。

 

しかし一つ確かのは、株価の上下動にはそういった要因があるということと、大きく動かしている勢力が考えた方向に進むということだ。掲示板に主観的な感想を書くような資金極少な個人株主の意向など関係ない。たとえそれが当該上場会社の社員であったとしても。

 

それゆえに、個人投資家としては資金量豊富な勢力がどう考えるのかを考えたほうがいい。早道だ。

 

株式投資を通して、数多くの業種を垣間見てきた。東証1部上場の銀行や証券などに投資していたことがある。リーマンショック後やアベノミクス初期の頃だ。電気機器業とは長く付き合ったし、海運業や不動産業、卸売業は数年前までのメイン売買銘柄だった。実際の話、業種を選んで売買しているわけではなく、売買時に気にしているわけでもない。その証拠に、ここ数年追いかけている銘柄がサービス業だったことは、今、調べて知ったくらいだ。投資しようとする会社が何をやっていて将来性がどうなのかは納得できるまで自分なりに調べるけれど(といっても誰でもできるインターネットの情報程度)、業種云々は単なる分類程度にしか思わない。

 

このように、株式投資を重ねて数多くの会社を知った。先生にもパイロットにも僧侶にもなれなかったけれど、医者や弁護士やIT企業と株式を通じて関係することができた。株と出会わなければ新型コロナウイルスの開発に傾注している企業に関心は持たなかっただろうし、ギリシャがデフォルトしそうだというニュースに反応することもなかっただろう。円の動きやアメリカのダウ平均株価にも興味を持たなかっただろう。反面、金曜の場が終わった後に発生した大事件により月曜日の株価を心配してドキドキするようなこともなく、株価大暴落もニュースで知る程度の関心しか持たなかったはずだ。

 

新型コロナウイルスによって窮地に追い込まれ、減少した売上をどうにか戻そうと努力している人々。私は同じ業界で長く生きているから、このピンチをどう乗り越えるかずっと考えている。一方で、株式投資では売買する業種を柔軟に変化させることができるから、今後有望と思われる業種をメインに投資を続けていくつもりだ。個人投資家の利点を最大限に活かして。(令和2年7月19日)