パチンコの「怪物くん」といって思い出すのは、奥村の「CR怪物くん」だろうか、それともDaiichiの「CR怪物くん」だろうか。後者は平成17年に発表された全6機種構成のパチンコ台で、当時は1/500近い大当たり確率の機種が数多く存在した。「CR怪物くんFN4L」は4回セット機とちょっと特殊なスペックではあったけれど、大当たり確率は1/488.5だった。最も売れたと記憶している「CR怪物くんFN66」は1/453.5。大当たりは遠かったのだ。いわゆる甘デジは発表されなかったから、「CR怪物くん」の大当たりの想い出を持っている人は、それなりにお金を使っているかもしれない。
そんなDaiichiの「CR怪物くん」のパチンコグッズは、携帯ストラップである。そんな時代だったのだ。(令和2年11月9日)
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