今年も無事、大みそかを迎えることができました。これもひとえに自分のおかげです。凄いぞ! 自分。やったな! 俺。格好いいぞ! ワシ。誰も言ってくれないから自分で言ってみたが、ついこの前、令和になったというのに、明日からは令和3年でっせ、ダンナ。
まあ、賢明で熱心で奇特な読者ならすでに理解している通り、年末年始も結婚記念日も成人の日も一粒万倍日も厄日も卒業式も七五三も運動会も新歓コンパも、自分の行動とは一切関係がないから、世間的には大晦日となる今日も、特別に何かをするとか、大晦日に因んだブツを紹介するとか、そういった考え方はない。黙々と、淡々と、いつも通り、昨日と同じく、ただひたすらパチンコグッズを紹介するという使命を果たすだけである。
前置きが長い。年、取ったかな。小便の切れが悪いし。
ここで皆の衆に見せつけるのは、藤商事が平成21年に発表した「CR桃太郎侍 天に代わって鬼退治致す!」のグッズである。見てわかる通り、クーラーバッグで、もちろん非売品で中国製となっている。冬よりも夏に使うとそのありがたさが身に染みるから、できれば令和3年の夏から使うといいと思う。
さて、令和2年の大晦日を迎えたということで、あまり過去を振り返ったりまとめたりするのは性に合わないのだが、ちょっとやってみようと思う。肥満だよ、いや暇なんだよ。
令和2年のNo.1機種は「P大工の源さん超韋駄天」だ。スピード感と出玉感。文句なしだ。遊タイム搭載機では1種2種タイプが突入=大当たりを実現できることもあって存在感を発揮した。1種タイプで約98%で当たる遊タイムといっても時間がかかる。スペックの自由度から見ても全ての点で1種2種タイプが有利だから、令和3年も大ヒットする可能性があるのは1種2種タイプだろう。
そこで来年上半期に期待されるのはSANKYOの「Pフィーバーアイドルマスター」だ。版権良し、1種2種でなお良し、というわけだ。また、藤商事の1種2種も面白い。よく考えられている。
残念なのは、せっかく面白いパチンコ台がデビューするというのに、肝心のパチンコ店が減っていること。春に起こった新型コロナウイルスのいわれなき迫害によりP-WORLD非掲載店が増加したことも影響して、登録店舗数は今や8,000店程度。街道沿いなどに打ち捨てられた廃業店舗を見るたびに悲しくなる。復活の目は……厳しそうだけど。
おっと、言い忘れた。良い年をな!(令和2年12月31日)
ⓒ東映 協力 アイウエオ企画
※平日に1回必ずアップ!「パチンコグッズお宝博覧会」(令和元年5月1日~11月15日までは「My・パチンコ・これくしょん」)のNo.1はこちらです。