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撮り鉄のマナーは悪化しているのだろうか?

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令和3年4月4日、通称・安中鉄橋を見下ろす撮影スポットにて

ここが最近、最も賑わったのは平成30年3月21日の115系運転時だろう

インターネットを見ていたら、上毛新聞の5/2付け記事に次のようなものがあった。↓

「撮り鉄」マナー向上を 路上駐車や線路侵入 不安 JR信越線沿線 安中の住民|社会・話題|上毛新聞ニュース

 

鉄道写真の撮影に限らないことだろうが、特に鉄道関連の撮影マナーの悪さはよく報道される。悪目立ちするし、列車を止めたり草木を勝手に切ったり一般客に怒号を浴びせたり。社会経験のない子どもや誰にも相手にされない人間関係希薄な鉄道マニアや好きなことになると周囲が見えなくなるオタク気質のKY野郎が起こしていることだろうが、最近になって特に増加したとは感じない。それこそ昭和の時代から、恐らく鉄道が走り始めてカメラも一般的になってから、少しでも良い写真を撮ろうと場所を確保したり、列車に対してフラッシュをたいたり、ホームで一般客の迷惑を顧みずに三脚を立てたりする奴は数多くいた。今は、そんな奴らを公開する手段が増え、情報もすぐ拡散されているだけだろう。

 

もちろん、事業者や乗客や他人に迷惑をかけるのはダメだ。どのような屁理屈をこねようが、他社に迷惑をかけてまで趣味にのめりこんではいけない。結果的に法的手段や立入禁止措置などに繋がってしまう。自らの首を絞める行為はするべきではない。

 

しかし、自分のように信越本線で走るSLをしょっちゅう撮影している人と異なり、交通費と手間をかけ、年に1回とか数回、天気なども考えて計画を練って1時間前に撮影地に赴き、コンテストに出す写真や自己満足の写真を撮影しようとする人にとっては、写りこんでしまう他者は排除したいし、三脚を立てたいし、少しでも線路に近づきたいと考えるのだろう。

 

そんなマナーの悪い撮影者は、特別な列車が走る場合に出現しやすい。

信越本線のSLを撮影するようになって7年ほど経つが、普段はそこまで撮影者が多いわけではない。群馬八幡駅から西松井田駅の間で撮影するが、有名撮影スポットよりも邪魔な建造物が入ってしまったとしてもなるべく他人がいない場所で撮影したいので、特別な列車が走る際でも有名撮影地にはあまり行かない。たまに通称・安中陸橋で撮るくらいだ。そのせいで、悪質な撮影者を見る機会が少ない可能性はある。列車の直前横断などは見たことも聞いたこともないし、もしそれがあるなら下り列車を同じような場所で撮影することが多いから、遅延発生に遭遇するはずだが、それもない。鬼滅の刃ヘッドマークを掲げた際は駅ホームなどで撮影する人も増加したけれど、それだけのこと。罵声すら聞いたことがない。

 

あるのは迷惑な路上駐車が増えることくらいか。7年ほど沿線で撮影しているから、どこに車を止めると駐車違反や迷惑にならないか、どの駐車場が空いているのかはかなり理解しているつもりだ。例えば有名撮影スポットの安中鉄橋脇はかなり多くの人が撮影できる程度の広さがある。駅から歩いてくる人もいるし、そこそこ近いところに車を停められる場所がある(今は閉鎖されているところもある)。過去に一度か二度、国道18号線の道路上に車を止めて撮影しようという強者は見たことがある。スピードが出やすい国道でもあり、普段この路上に駐車する人は皆無だから、まさに悪目立ちする。

 

安中駅から磯部駅にかけては線路と道路がかなり近いところを走っていたり、浅間山妙義山を背景に撮影できるポイントが多かったりするから、農道のようなところにまで路上駐車(駐車禁止の場所とは限らない)するケースが散見される。田んぼで作業をする人の邪魔になったケースも見たことがある。一方で、ある工場の前に車を止めようとしたら敷地内に止めていいよと声掛けされ、その言葉に甘えたこともある。この路駐問題も、普段のSL走行日であれば数が少ないので危険を感じることはほぼないけれど、やはり特別な列車が走る日には路駐の台数自体が増えるから、路駐が路駐を呼び、集団に個人が埋没してより好き勝手にやる人が増えるため、迷惑に感じる人はいるだろう。

 

今年になってから、パトカーの巡回にも遭遇するようになった。恐らく、撮影者による迷惑行為があったのだろう。マイクを使って路駐しないように呼び掛けたり、右側駐車している車に警告したりしている。わざわざ警察の手を煩わせるような阿呆な行為をした奴のツケが回ってきているのだ。

 

今回の上毛新聞の記事により、若干とはいえ、撮影行為を躊躇う自分がいる。クソな撮影者と見られたくないし、カスみたいな路駐野郎と判断されたくもない。これまでも私有地に入ったりホームで三脚を使ったり他者を排除したり罵声を浴びせたことは一度もない。駐車禁止の場所に駐車したこともない。通行人に「何かあるんですか?」とか「いつ頃通過するんですか?」と問われればそれに答え、通過直前まで話し込んだことが何回もある。SLに手を振るために来た子どもがはしゃいでも微笑ましく見ているだけだ。

 

今後もより自分を律し、恥ずかしくない行動を取るように心掛けよう。恐らく、撮影者のほとんどは他者に迷惑をかけずに一人楽しんでいるファンであり、自分もその一人であると自覚しているから。(令和3年5月9日)