困った。群馬県のまん延防止等重点措置(5/16〜6/13)により飲食店は20時で閉まってしまう(前橋市、高崎市、伊勢崎市、太田市、沼田市、渋川氏、藤岡市、富岡市、安中市、玉村町の10市町。その他の25市町村も酒類の提供が11時〜19時まで可能というだけで、営業時間の自粛は同じ)。普段から特に夕食は外食がメインだったから、食べられる店が減っている、いや、ないのだ。某店に聞くと「見回りなどもあるから20時前にはきっちり店を閉めたい」とのこと。
飲食店に支払われる協力金はざっくりいうと1日の売上高の4割。申請は6月下旬からを予定(群馬県のHPによる)しているとのことだから、実際に協力金が振り込まれるのは早くて7月ということか。それまで行きつけの店が持つように、飲食店が感染防止に力を入れるのと同様もしくはそれ以上に気を付けつつ、自分なりの判断力をもって空いている店の空いている時間帯に会話なしで食事しに行く程度のことはこれまでもしてきたし、これからもしていく予定だけれど、まん延防止等重点措置によって夕飯の確保が難しくなった。
もちろん、手はある。持ち帰りの利用、スーパーで食材を確保して料理をする、冷凍食品の活用などだ。まん延防止等重点措置をきっかけに色々考え、これまでとは異なる食事の方法を実践せよということだろう。前向きに捉えるしかない。
休日のスーパーは混んでいることが多く、以前のように通路の真ん中にカートを止めて話し込むおばちゃんとかが散見されるため、スーパーに行くにしても曜日や時間を考えなければならない。
先日、平日の閉店間際のスーパーに入った。雨が降っていたからか思った以上に店内は空いていて、5%〜50%引きの総菜や弁当が売られていた。
そうだ。これだ。思い出した。
群馬県の飲食店で食事をする際の第1条件は「ぐんまGo To Eatキャンペーン食事券」が使えること、だ。結果的に20%程度の割引で食事をすることができるのは貧乏人にとって魅力的である。6/30が使用期限(恐らく延長される)だから、それまでに使い切らないといけないという事情もある。
ただし、「ぐんまGo To Eatキャンペーン食事券」を使う場合、セブン・イレブンに行って「ぐんまGo To Eatキャンペーン食事券」を購入し、使える店を調べてから「ぐんまGo To Eatキャンペーン食事券」を使用することになる。若干、手間がかかるわけだ。
それに比べて、閉店間際にスーパーに入ると、もちろん、すでに割引商品がない場合もあるけれど、時間帯をズラしただけで5%〜50%引き(70%引きや90%引きを見たこともある)になる。
片や20%程度、片や50%と考えると、誰だって後者を選択するだろう。
夕食の選択肢が増えた。割引率も高くなるはずだ。飲食店に行くよりスーパーに行くほうが自粛警察の生贄にもなりにくいだろう。
今後も食事の栄養バランスをちょっぴり考えつつ、飲食店とスーパーの購入バランスも若干考慮に入れ、まん延防止等重点措置を乗り越えていこう。(令和3年5月23日)