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世にもおかしな規制標識

 

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関越自動車道下り上里SAにて令和3年8月10日午後撮影(ドラレコ映像を切り出し)

お盆休みや正月休みなどになると、日本国民も全国大移動を始める。高速道路や新幹線は混雑し、それがメディアによって報道される。

高速道路のSAやPAでは、大型車の駐車スペースにまで乗用車があふれ、大型バスやトラックが駐車できなかったりPA出口の走行レーンに停止したりする。

大型車スペースに停めた乗用車は明らかにルール違反だが、法律によって罰せられる可能性は低い。「皆、停めているじゃないか」と言い返されるのが関の山だ。

これは、たまにニュースになることがあるから多くの人が知っていることだろう。子供の急ぎのトイレでルールを破った経験のある人も少なくないだろう。

 

一方で、夜中のSAの実態は知られていない。何が起こっているのか。自分がよく利用する関越自動車道上り線の某SAは、乗用車の駐車スペースだけでなく、大型車のスペースも広い。しかし、夜中の大型トラックの駐車率は非常に高く、午前3時頃に入ると大型車のスペースは満車に近い。その結果、ガラガラの乗用車の駐車スペースにも多くの大型トラックやバスが駐車することになる。

乗用車は数台、停まっているのみ。よほどの行楽シーズンでない限り、10台以上の乗用車が停まっているのを見たことはない。つまり、大型トラックが乗用車のスペースに停車しても全く迷惑ではない。

とはいえ、乗用車スペースに停めた大型車は明らかにルール違反だ。法律によって罰せられる可能性はほぼなく、そもそもその事実を知る人さえほとんどいない。

 

高速道路を走る車両の絶対量は把握できるだろうから、そこからSAやPAの利用車両数を推計し、必要に応じてSAやPAの「大型車と乗用車の駐車スペース比率を変化」させたり、特に大混雑時にはSAやPAに「警備員を配置」できないだろうか。大型車スペースに停車するルール違反の乗用車によって大型車が停止できなかったり、乗用車スペースがガラガラだから大型車がそのスペースに停車しても迷惑ではないけれど、後ろめたい気持ちで停車している大型車の運転者の気持ちを平穏に保つためにも有効だと考えるからだ。もはやモラルに頼っても事態が改善することはないだろうし。

 

高速道路とモラルの話のついでにもう一つ。日本の道路のほとんどには最高速度が決められていて、標識などでしっかり明示されている。その制限速度を超えて走り、警察官などに認知されたらいわゆる違反切符を切られることになる。

 

しかし、明らかに誰も守れない制限速度になっている道路やケースがある。高速道路のインターチェンジや料金所の前後数百メートルや、大雨が降ってきたり故障した車が路肩に停車していたりする場合(の50キロ規制)などだ。

具体的な例を挙げよう。関越自動車道を新潟方面から走ってきて練馬や大泉方面に行く場合、新座料金所(埼玉県新座市)を通る。料金所の手前500メートルくらいで80キロの規制標識が出る。すぐに60キロの規制標識が見える。スピードを落とす間もなく今度は40キロの規制標識だ。極端に通行量が少ない時なら標識通りの最高速度を守って通行することが可能かもしれないが、しっかり標識を守ろうとすると、かなり強めのブレーキを踏まなければならない。しかし、こんなところでブレーキを踏もうものなら、後続車を大いに驚かせ、大きな交通事故に繋がる可能性がある。安全運転に繋がらないのである。

それを皆、知っているからなのか、それとも規制標識をお飾り程度にしか見ていないからなのか、少なくとも60キロと40キロの標識を通過した時点で、そのスピード以下だった車を見たことがない。ほぼ全車、違反をしている。しかし、それで安全が損なわれているわけでは決してない。

実際に、新座料金所の2キロほど手前で警察車両を見つけた時があり、そのままついていったことがある。さすがに警察車両だから、なおかつ恐らく初見の道路ではないだろうから、80キロの規制標識通過後はすぐに80キロ以下に、60キロの規制標識通過後はすぐに60キロ以下に、40キロの規制標識通過後はすぐに40キロ以下に落とすのかと思いきや、全くそんなことはなかった。

60キロの規制標識というのは最高速度が60キロであり、それを超えたら違反を意味する。つまり、60キロの規制標識がある道路では違反車両として取り締まられないように60キロ未満で走るほうが「安全」である。

 

40キロの規制標識をその警察車両が通過した時点で、低く見積もっても推定65キロは出ていた。恐らく70キロくらいではないか。もちろん、全く危険ではなく、他車に比べればスピードは少し遅かった。もしも40キロの規制標識のある場所でその標識に気が付いてブレーキを踏んで40キロに落とそうとしても、数秒はかかる。

そう、標識が見えた時点で40キロで走ることはほぼ不可能なのである。何度も走ったことがあって少しは規制標識に関心があれば40キロに落とすことは可能だが、初見だったら無理だ。逆に危険すぎる。

 

当然、こんなところで警察がスピード違反の取り締まりをすることはないだろう。もしあったとしても、60キロ以上の超過などでない限り、理不尽すぎる。

 

あの標識は努力目標であり、料金所が近いからスピードを落とそうというキャッチフレーズみたいなものなのだろう。国道の電光掲示板に先月表示されていた「バイク事故急増! 注意」や、高速道路に張られた幕に書いてある「死亡事故急増!」と同じである。急増? そんなに増えたというデータがあるのか? 何ヶ月も張られている幕にずっと急増っておかしくない?

 

何もかも杓子定規にやったり、ルールや規則でがんじがらめにするのは嫌いだ。反抗したくなる。柔軟にやってほしい。

 

つまり、だ。

高速道路のSAやPAの駐車スペースは時間帯等によってフレキシブルに運用してほしい。

料金所やインターチェンジ(本線に出るまでの40キロ規制標識など)、大雨時や事故時の規制標識はもう少し実情に合わせてほしい。

以上だ。(令和3年8月29日)