寂しいものである。
信越本線高崎駅から横川駅の間を毎週のように走っていた「SLぐんまよこかわ」が走らなくなって7ヶ月近く経過(昨年の7/18が直近の最後)した。
その後も10月からDLやELに牽引された12系客車が走ってはいるけれど、信越本線から煙が消えて久しい。「DLぐんまよこかわ」や「ELぐんまよこかわ」自体の運転頻度も月1~2回程度と、少なくなってしまった。
今後の6月末までの運行予定は、2/12、4/2(横川ナイトパーク)、4/30、5/5であり、1/2に走ったから今年上半期の運行は合計5回(上越線は3回)ということになる。過去には1ヶ月に8回走ったこともあるだけに本当に少ないのだ。
2/5には「団体臨時列車185系で行く『185系聖地巡礼』日帰りの旅」が開催され、新宿(8:18頃出発)から横川、そして新宿に戻る(16:51頃到着)185系が運転され、「SLぐんまよこかわ」などの運行日に多くの人が集まる通称・安中陸橋が望める国道沿いにはそれなりの人が集まった(写真参照)。天気が良かったり重連だったりするとウザいくらいの人が集まったものだが、今ではそれも懐かしい思い出である。
信越本線の沿線で適当に動画撮影してはYouTubeにアップすることもあったけれど、今ではその機会すらない。一つの軽い趣味をなくした気分だ。
また、蒸気機関車の力強い動輪の動きと石炭が燃える匂いを嗅ぎたいものである。(令和4年2月6日)