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平凡な日常生活が一番の幸せ

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東京都で活動している弁護士が何人いるのかは知らないけれど、ここ15年くらいで50人以上には会っているのではないか。そして、東京地方裁判所にも10回以上は足を運んでいる。とはいっても、被告(民事)や被告人(刑事)として法廷に立ったことはないし、前科もない。それ故に、裁判長から判決を言い渡される被告人の気持ちはわからないが、先日は似たような気持ちになった。以前、検査した腫瘍が良性なのか悪性なのかの「結果発表」である。↓

https://kingdomfreedom.hatenablog.com/entry/2022/03/13/003000

最悪であれば手術である。最良であれば無罪放免となる。

 

ちょっとだけびくびくしながら検査を担当した医師の前に座った。

 

「早速、結果をお伝えします。良性でした」。

腫瘍の大きさ、今後の方針、ともに行った詳細な血液検査の結果などを聞いた。経過を見るため数ヶ月後に検査はしておきましょうとのことで、先日やったちょっと怖い検査だったらイヤだなと思った刹那、医師のほうから「それはやらなくていいです」とのことで、それなら楽な検査だから「お願いします」。

 

軽く執行猶予は付いたけれど、ほぼ無罪放免である。

 

紹介状を書いていただいた病院の医師は「医師は最悪のことを考えますから詳しく検査をしたほうがいい」ということで大学病院でちょっと怖い検査を受けた。結果的には医療の進歩により(ちょっとオーバー)小さい腫瘍なども見つけられるようになり、その結果、過剰医療になってしまった可能性も否定できないけれど、少しでも日本の医療に役立ったと勝手に解釈して素直に無罪を喜ぼう。

 

医師からの報告を受け、会計を済ませて大学病院を出ようとすると、患者らしき初老の男が医師らしき2人の男性にクレームをつけている。「担当医師がさあ…」。何か悪い検査結果でも出たのだろうか。自分に置き換えるなら、もし来月には手術ですと言われたら八つ当たりしたくなる。しかしこちらは無罪なので心に余裕がある。そんな光景を見ても心は穏やかなままだ。というか、医師に同情している自分がいる。

 

最寄り駅まで歩きながら、銀行口座の残高を確認する。増えている。金額から考えて確定申告の還付金だろう。元々払い過ぎた税金が返ってくるだけであり、喜ぶようなことでもないのだが、少しまとまった金額であるし、口座の金が増えるのは嬉しい。

 

朝から降っている雨がみぞれになった。家に着くころには雪に変わった。安い靴はどこかに穴でもあいているのだろう。靴下が湿っているのがわかる。貧乏人だから仕方がないとはいえ、それなりに社会人生活をしてきているというのに何と恥ずかしいことか。見えないのは不幸中の幸いだが。靴を脱ぐと靴下の半分は濡れていて、全く情けない限りである。

 

しかし、裁判長からの判決言い渡しは「ほぼ無罪」であり、自分の金が戻ってきただけとはいえ銀行口座の金が増えたのは事実である。大安と一粒万倍日が同時にやってきたようなものだ。靴の浸水など屁以下だ。

 

ひとまず気を付けるような食事制限はないし、改めるような生活習慣もないとのことだったので、大手を振って娑婆の空気を吸い込みつつ好きなように生きていこう。つまり、これまで通りだ。普段通りの日常。これが一番だね。(令和4年3月27日)