平成19年の奥村一発目として発表されたのが「CR研ナオコ・歌は宇宙を救う」である。CR版4機種構成で出た。機種名どおり、研ナオコとのタイアップである。どのくらいの関心を持たれ、どれくらいのホールが導入し、どれくらいの人気を獲得したのかは知らない。ただ、一つだけ強烈に覚えていることがある。
「CR研ナオコ・歌は宇宙を救う」の発表後、どれくらい経った頃だろうか。パチンコ・パチスロメーカーのショールームが集まっている地域に行った際、目に飛び込んできた光景があった。ちょうど奥村のショールーム近くにゴミ集積場があったのだが、そこに「CR研ナオコ・歌は宇宙を救う」のカタログが大量に捨てられていたのである。
すでに役目を終えた、もしくは多めに刷ったからなのか、そして毎度お馴染みの光景なのかもしれない。しかし、数多くの打ち捨てられたカタログを見た際の複雑な気持ちは15年以上経った今も忘れることができない。
そんな「CR研ナオコ・歌は宇宙を救う」の販促品は2種類ある。というか、2つで1つかもしれない。何となく高級感を感じるけれど、見ただけでは中身を想像することも難しい。
開けてみた。爪切りなどのケアセット(写真左)と鏡(写真右)である。これは使える良いグッズである。(令和4年4月14日)