ひょんなことから髪の毛を生まれて初めて染めてみた。
高校生のときにふざけてオキシフルだかオキシドールだかで髪の毛を脱色したことはあるが、黒髪以外の色に変えたのはそれ以来である。勝手に禿げたり白髪になったりしているが、それは与り知らぬところだ。
染めた理由は、女子用の髪染め材が余ったからだ。最近髪の毛を切ったとかで、以前ほど髪染め材の量が必要ではなくなったから使ってみたら、と言われた。二つ返事でやり方を聞き、ダークブラウンのものを使ってみた。
雰囲気が変わった。ハゲであることに変わりはないが、ダークブラウンの髪の毛を見るとイメージが変わったことがわかる。あまり似合ってはいないけれど、しばらくこの髪色で生活していこう。
全くどうでもいいことだが、理容室や美容室に行った回数ランキングを同世代の男子の中で競ったら、恐らく最下位に近いのではないか。理容室に行ったのは、小学校の時と大学生、社会人の一時期くらいで、友人や知人に切ってもらうことが多かった。今のように髪の毛が少なくなると、わざわざ理・美容室に行ったところで切る箇所が少ないから、理・美容師にとってもやりがいがないことだろう。
だから髪の毛は友・知人に切ってもらうし、理・美容室には行かないし、髪を染めるのも自分でやる。恐らく、これから先も。(令和5年2月5日)