3月といえば時刻改正である。今年は3/18に行われる。
上越新幹線の大宮駅~新潟駅の最高速度が240km/hから275km/hに引き上げられることにより、北陸新幹線も大宮駅~高崎駅の所要時間が最大2分短縮される。
北海道では留萌本線の石狩沼田駅~留萌駅が3/31限りで廃止になる。
その他にも使用車両の変更や新駅の開業、そして廃駅などいくつかの話題がある。
個人的には北陸新幹線の安中榛名駅の状況が気になる。たまに利用するからだ。
ダイヤ改正前は1日に上下12本ずつの「あさま」が停止していた。利用者は、少なくともコロナ禍前は年々増えていた。通勤客がいるし、秘境駅を探索する変わり者も一定数いるからだ。
3/18以降の安中榛名駅を発着する「あさま」の運転本数は、ダイヤ改正前から変化なく、1日12本ずつ。基本的な時刻もほとんど変化なく、所要時間が2分短縮される影響なのか、1~2分程度の変更にとどまっている。
秘境駅としての存在感しかない安中榛名駅だが、ダイヤ改正後もありふれた日常の中に静かに佇み続けることだろう。(令和5年3月12日)